こども芸大だより

2020.10.16 | 向こう側を感じて

秋晴れのある日。
ほし・たいよう・だいち組(3.4.5歳児)で活動しました。

テーマは「透ける」

紙に描くこととの違いとは?


先生の問に自分なりに考えるたいようさん。


だいちさんの道具係が、注文にこたえます。

「何色の絵の具がいいですか?」
「赤でお願いします」



遊ぶ係もいます。
「私たちの顔に描いていいよー!」



最初は、半信半疑のほしさんも、楽しそうなお友だちの姿に惹かれて
やりはじめます。



友だち同士で描き合ったり、
先生に描いたり、




どんどん楽しくなっていきます!


向こう側に大好きな友だちや先生がいる
相手の笑顔がある、そんな嬉しさが子どもたちの遊びをさらに
楽しくさせていたようです。

続く

 

 

2020.10.16 | 透けるって楽しい!

活動を通して、
「透ける」ということが実感できてきた 子どもたち。


描いた絵と空が重なるよー!
みんなで芝生に寝っ転がって空を見上げました。

その後は、
描いた絵にジャンプしたり、走ってくぐったり。




心も身体もたくさん使って遊んで大満足!


透ける素材は遊びの出発点。
みんなで遊びを広げ、思う存分楽しむ先に笑顔のゴールがあります。
「楽しかったー!」
その声に職員の私たちも心から笑顔になるのでした。

                       園長  齊藤祥子

 

 

2020.10.11 | 親子うんどうの日①


こども芸術大学認定こども園の『親子うんどうの日』は、
親子で体を動かす気持ちよさやうんどうの面白さ、楽しさを感じるという
親子行事です。

今年は新型コロナウィルス感染防止を念頭に置きながら、実施しました。
テーマは『お出かけ』

当日は、うんどうするにはちょうどよい天候。
広いグラウンドに全園児が集まりました。


親子でストレッチ。
日頃からこども芸大で親しんでいる『リズム』。



体が温まってきたら、いざ出発!

いつも遊びに行く大学前広場や丘が、今日はお出かけスポットに変身。


大学前広場は石畳を線路に見立て、電車が通る駅に。
こども芸大の玄関前は、石を飛び越える忍者の里に。


 「特急列車で行くよ」  「忍者ジャ~ンプ!」

 


畑は動物や虫が隠れるジャングルに。


「あっ、どうぶつ見いつけた!」


大好きな丘は、親子遊園地に早変わり。
お父さんお母さんが乗り物に変身すると、
本物の遊園地のように、笑い声が溢れていました。


「手繋ぎコースター!」「おんぶゴーカートだよ!」

楽しくて何度もリクエストする子どもたち。
それに、応えようと汗をかきながら遊ぶお父さん、お母さん。

大満足のお出かけになったようです。


「あ~喉乾いた~」

お出かけからグラウンドに戻り、縄を使って触れ合い遊びをしました。
低い波は飛び越える、高い波はしゃがんでくぐる、という
その名も『大波小波』。


「せーの、ジャンプ!」

親子で手をつなぎ、息を合わせて動くことを繰り返します。
自然に気持ちも近づいたことでしょう。

(親子うんどうの日②に続く)

2020.10.11 | 親子うんどうの日②


実は・・・
大波小波の後、魚のお母さんが迷子のぼうやを探していました。
岩陰から迷子のぼうやを見つけた、子どもたち。
だいちさん(年長児)が代表で
バトンに迷子のお魚を入れて、お母さんのもとへ届けて
あげることにしました。


「頑張るぞ!えいえいおー!」



みんなでバトンをつなぐため、
まっすぐ前を見て、思いきり走る子どもたち。
キラキラした瞳からは、使命感が感じられます。
無事にバトンをつなぎ、ぼうやを届けることに成功!
お魚のお母さんの喜ぶ姿を見て、みんなが笑顔になったのでした。


最後は「海といえば花火大会」と
花火になって空に飛びあがり、親子うんどうの日を閉じました。





うんどう+イメージで
身近な環境がお出かけの楽しい場所になり、
親子の絆が深まる時間となった「親子うんどうの日」

イメージがあればどこにでも行ける、何でもできる。
どんな状況でも、工夫次第で「できること」があるのだということが
実感できたのではないでしょうか。

これからも「できること」に目を向けて、進んでいきたいと感じた
秋の一日となりました!

2020.08.27 | はじまりの日

 8月20日、全園児が揃った はじまりの会。

ほし、たいよう、だいち組の子どもたちは、
「トンボを捕まえた」
「お皿洗いができるようになった」
「天の川見えたよ」



などと、楽しかったこと、できるようになったことを
生き生きと話してくれました。



そんな姿から、充実した夏を過ごしたことが伝わってきました。

その場に一緒にいることで、会の雰囲気を感じるつき、そら組。
お兄ちゃんお姉ちゃんの姿を側で見ながら、
「いつか あんなふうに話せるようになりたいね」
という担当の先生の声も心に届いたのではないでしょうか。


「ご飯いっぱい食べたよ」
「おトイレにも頑張って行ったよ」

大きくなった姿も、みんなに見てもらいました。

これからの園生活での成長が楽しみです!
       

 

2020.07.25 | ハナサクヤマガタ企画

 

企画構想学科の2年生の学生さんより、「ハナサクヤマガタプロジェクト」へのお誘いをいただき、だいち組(年長)で活動することにしました。

先生から夏のお祭りのこと、花笠の由来、笠の花が何かなどを教えてもらい、
今年花笠祭りがなくなり残念がっている人たちを元気づけたいと学生さんが考えていることを聞くと「自分たちがみんなを元気にしてあげたい!」という気持ちにスイッチが入ったようです。


花笠という名前から、花をモチーフにデザインする子が多く、あじさいや
チューリップを折ったり、紅花をイメージしながら切ったり。

 

「山形らしいものだからお米を書いた!」とか
「さくらんぼも書いたよ」
「紅花が咲くように雨を書いた」などと言う声がありました。

終わってから、それぞれの気持ちを聞くと、
「きっと、みんなも公園で遊んだり、プールで遊んだりしたいと思うから、
 早くコロナが終わるといいなって思いながら作った。」
「今、遠くに住んでいる従兄弟に会えなくて寂しいけど、
作ってたら楽しくなってきたから、これを見た人にも元気になってほしい」
「コロナのことで嫌な気持ちになっている人もいると思うけど、私が作った花笠を見て元気になってほしい」
などと話してくれました。
また、
「みんなが自然を大事にすると、紅花の花がいつまでもきれいに咲けるから、
そのことも思った!」
とのこと。

プロジェクトの主旨を理解し、
想いを届けたい相手が目の前にいなくても、気持ちを「想像」できるようになっていること。それを「創造」を通してカタチにしようとしていること。
そんなだいちさんの姿に成長を感じ、嬉しくなりました。



笠が出来上がると、早速踊りたくなり、オリジナルの花笠祭りを開催。
曲をかけると、先生たちが見に来てくれ、照れながらも踊ったり、出来上がった笠を自慢気に見せたりしていました。




この笠は、8月1日~7日の期間にエスパル山形に展示されます。
ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。

 

                        園長 齊藤 祥子

 

2020.07.22 | 病送り(やんまいおくり)

 

山形には「病送り」という伝統行事があります。

こども芸大では、伝統行事を元にオリジナルの病送りとして、
夏に流行る病気を身代わり人形に託し、
「夏の間、元気に過ごせますように」
「自分だけでなく、家族やみんなも健康に過ごせますように」と願い、
学内をわら人形を曳きながら練り歩くものを病送りとしています。

毎年、折り紙でお守り人形を作り、
自分や家族、芸工大の学生や教職員に渡し、みんなに願いを届けています。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、
自分と家族の分を心を込めて作りました。



お守り人形の作り方を教えてくれるのはだいち組(年長)。
「何色の折り紙にする?」「三角に折るよ」と
ほし組(年少)やたいよう組(年中)に丁寧に教えてくれました。


「風邪をひきませんように・・・」とお祈りし、
お守り人形を友だちに見せ合う子どもたち。
自分で作ったことでより思い入れのあるお守りになりました。


わら人形の神輿を曳いて練り歩く時には、
病を送り出すための“唱えごと”をします。
先頭に立って曳き歩くのはだいち組。
その後ろをたいよう組とほし組がついて行きます。



「やんまいおいだせ、やんまいおいだせや・・・」と唱え(歌い)、
劇場内、そして大学本館前へと場所を移しながら練り歩きました。





みんなの声と気持ちを一つにし、芸工大、山形市へと
一生懸命、願いを届けた子どもたち。




コロナ禍の今、よりみんなの健康を願い、
自分のためだけでなく、人々を思うこと、
病送りに願いを込める経験ができました。

子どもたちの祈りがみなさまへと届きますように。


 

 

2020.07.16 | 風土の日~園内ウォークラリー~

こども芸大では、「山形の風土を知ってほしい」
「その土地の自然や歴史を感じてほしい」という願いから
毎年『風土の日』という親子遠足があります。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
子どもだけで悠創の丘をウォークラリーする予定でした。
当日は残念なことに、雨に見舞われたため、
後日、園内で活動しました。

早速ミッションカードをもらい、
縦割りグループに分かれ、いざ出発!

「がんばるぞ、えいえいおー!」

 


「ほしさん、こっちにクイズあったよ」
グループリーダーはだいち組(年長)です。
ほし組(年少)の手を優しく握って歩いたり、
積極的にクイズの答えを考えたりと
頼もしい姿がたくさん見られました。


リーダーのだいち組の姿を見ていたたいよう組(年中)。
「あっちのクイズ行ってみよう!」
と植物に関するクイズでは、
「あれ見たことある!」と
自分たちも積極的に参加していました。

 


そんなお兄さんお姉さんたちに囲まれて、ほし組さんも楽しそう。
ゴールする頃には「全部シール集めたよ!」と
嬉しそうな笑顔でした。

 

ミッションを達成した後は、ゼリーが待っていました。

「たのしかったね」「あまくておいし~」

最後には、頑張った証となる修了証を受け取りました。

他学年とかかわるドキドキ感を感じながらも活動を楽しむ、ほし組。
グループの中で自分の考えを伝えようとした、たいよう組。
下の学年に優しくしようという思いを見せてくれた、だいち組。

野外での活動はできませんでしたが、この活動を通して、
自然や風土を知る、感じると共に
異年齢の活動ならではの経験を得ることができたようです。

 

降園前・・・
クイズの中の一つに出ていたノアザミが玄関付近の丘に
咲いているのに気付いた子どもたち。
「クイズに出たね!」「写真で見るより葉っぱがギザギザ!」と
観察を始めました。
その姿はまさに活動と日常が繋がった瞬間でした。
これからも知識と体験の両方を重ね合わせながら活動していきたいです。

 

2020.06.19 | 体験から知る~アクって何?~

6月。
大学の敷地内の梅の木から梅を収穫し、梅シロップの仕込みをするのは、
だいち組(年長児)の仕事です。
傷のない梅を穫る→アクを抜く→
水気を拭き取る→ヘタを取る→
氷砂糖と交互に瓶に入れる
工程を説明すると、子どもたちの中で『アク』とは何だろうという
疑問が生まれました。(こういう疑問はとても大事です!)

「梅をひとつ選んだら、噛じってごらん!その時に感じた味に『アク』の答えに繋がるものがあるから、帰ってきたら教えてね!」
と話すと、張り切って出かけていきました。


「どれにしようかな」


「これに決めた!」

 

「どうかな?」

 

感想を聞いてみると…
「甘い」「苦い」「甘酸っぱい」「口がしわしわする」「美味しくない」など様々な反応がありました。

感じた味の中で、苦いや口がシワシワするなどが、アクの正体であること、
だからこそ、「アク抜き」が必要であることを伝えると、納得!

 

アクが抜けると、酸っぱいや甘い梅の味がであるだろうと予想し、
出来上がりがますます楽しみになった子どもたちです。

梅しごとをしながら、言葉の意味を【体験を通して知る】という、
いい機会をもつことができました。
これからも、子どもたちの小さな疑問を解決しながら、経験を重ねていきたいと思います。

                          園長 齊藤 祥子

 

 

 

 

 

 

2020.06.17 | さわってみよう!

この笑顔が物語る「楽しさ」


いろいろなモノに触れて、
気持ちよさを感じることも、
気持ち悪いなと思うことも、
たくさんの感情もたくさん味わって育っていってほしい。
・・・そんなふうに思いながら、活動を展開していたけれど、
大好きな友だちがいて、
一緒に笑ってくれる先生の存在があって、
今日は、とびきりの笑顔がうまれていました。

いろいろなモノと出会って感じて表現していこう!

                       園長 齊藤祥子