こども芸大だより

2020.11.21 | だいちマルシェ

10月30日開催の『だいちマルシェ』。

例年、地域に開いて実施している大学祭を、今年度は
新型コロナウィルス感染防止を念頭に置き実施できるカタチを考え、
こども芸大の親子行事として開催しました。


『みんなの笑顔がみたい!』
これが開催するだいち組(年長)の想いです。
自分たちで内容を考え、4つのコーナーを準備しました。


クラスごとに時間で入れ替わり、混雑を避けながら・・・
少人数でも、楽しそうな声が響き、会場はとても賑やかに。

ほし(年少)・たいよう(年中)は
事前に準備しておいた自作のバッグを持って買い物気分。

 

つき組(1歳児)・そら組(2歳児)の子どもたちも遊びに来てくれました。
いつもとは違う様子の劇場やだいち組にドキドキしたり、
マルシェの雰囲気を楽しんでいました。

 

だいち組は「こちら空いてますよ~」「お次の方どうぞ!」と
時間とともにおもてなしも上手に。

 

だいち組でアイディアを考え、力を合わせて作っただいちマルシェ。
そんな、だいちさんの想いが届いたかのように、会場はたくさんの笑顔であふれ、みんなにとって満足感いっぱいの時間になりました。




 

 

2020.11.10 | それぞれの見え方

だいち組(年長)の子どもたちと
日本画の番場三雄先生の絵画を見に行きました。

年中組の時に、番場先生に偶然ギャラリートークをしていただいてから
先生の大ファンになった子どもたち。
日本画を見かけると、
「この絵、誰描いたの?番場先生?」と聞くほどでした。






番場先生が描いた鹿の絵の前に座ります。
「絵には、いろいろな見方があるけれど、
番場先生の気持ちになってみたら、どんなふうに見える?」
と聞いてみると、
「みんなが見て喜んでくれたらいいな、と思って描いたかな」
「描くは時間かかったけど上手にできたな、と思っているんじゃないかな」
とか
「絵の具をたくさん使って大変だったなー」
「鹿の毛って柔らかそうだなって思いながら描いたかも」
などと、いろいろな言葉が聞かれました。
同じ意見など、ひとつもないのに、
「あーなるほど」
「そうかもねー」
などと言いながら、友だちの声に耳を傾けている子どもたち。

『誰かの気持ちを想像する』
ということが、
こういう場を通して育まれてきて、今があるんだなぁと思いました。


番場先生に聞いてみたいことも話題になり、
「この鹿がいる場所はどこなのか」という話に。
「みんなはどう見えるの?」と聞くと
「雪の中」
「霧の中」
「雪の上」などなど・・・
「じゃあ、あの緑はなんだろう」
と、誰かが言うと
「木かな?草かな?」
「高い山なのかも」
「草の中にある赤いのは鹿のごはんなんじゃない?」
友だちとの会話によって、どんどん想像が広がっていきます。
「みんなは、誰かが思ったことをそれは違うよ、ではなく
そうかもね、そう見えるんだね、って思いながら
見れるんだね。それって、とっても素敵なことだね。
こうやってみんなで見るから楽しいんだね」
と話しました。

想像することの楽しさ
それぞれの見え方を知る面白さ
会話から広がり、つながっていくイメージが
子どもたちの心をより豊かに大きく育んでいるのだと感じます。