こども芸大だより

2020.06.19 | 体験から知る~アクって何?~

6月。
大学の敷地内の梅の木から梅を収穫し、梅シロップの仕込みをするのは、
だいち組(年長児)の仕事です。
傷のない梅を穫る→アクを抜く→
水気を拭き取る→ヘタを取る→
氷砂糖と交互に瓶に入れる
工程を説明すると、子どもたちの中で『アク』とは何だろうという
疑問が生まれました。(こういう疑問はとても大事です!)

「梅をひとつ選んだら、噛じってごらん!その時に感じた味に『アク』の答えに繋がるものがあるから、帰ってきたら教えてね!」
と話すと、張り切って出かけていきました。


「どれにしようかな」


「これに決めた!」

 

「どうかな?」

 

感想を聞いてみると…
「甘い」「苦い」「甘酸っぱい」「口がしわしわする」「美味しくない」など様々な反応がありました。

感じた味の中で、苦いや口がシワシワするなどが、アクの正体であること、
だからこそ、「アク抜き」が必要であることを伝えると、納得!

 

アクが抜けると、酸っぱいや甘い梅の味がであるだろうと予想し、
出来上がりがますます楽しみになった子どもたちです。

梅しごとをしながら、言葉の意味を【体験を通して知る】という、
いい機会をもつことができました。
これからも、子どもたちの小さな疑問を解決しながら、経験を重ねていきたいと思います。

                          園長 齊藤 祥子