こども芸大だより

2012.10.26 | 風土の日

こども芸大秋の3大行事の締めくくりは、親子遠足「風土の日」。

「風土の日」とは、私たちが住む
山形県の小さな町や村へ出かけ、
その地域を散策しながら風土を感じる1日です。

今回出かけた先は山形県天童市田麦野地区。
ここは東北芸術工科大学の片桐先生と学生たちが
田麦野公民館「ぽんぽこ」を拠点に様々な活動を行っていて、芸工大ともつながりが深い地域です。
詳しくはこちら→「みつけたむぎのブログ」

それでは、さっそく
3学年の縦割りチームで地図を片手にウォークラリーに出発です。

田麦野は山間にあるため、空気が少しひんやりしていましたが
それがまた気持ちのいい心地よさい。
柔らかいお日様の日差しが、
田麦野の自然いっぱいの景観をさらに美しく演出してくれています。

子どもたちはゲーム感覚でラリーを楽しみながらも
「ぼくだけの宝物」を見つける名人です!


空き巣になった蜂の巣(古いものです)を発見!

こちらは、へびの抜け殻。

目線の先には川の中で悠々泳ぐ魚たちを見ています。

写真には取れませんでしたが、
大人もびっくりするほどのトンボの大群もいました。

それを見た子どもたちが
「お日様が明るくなると(日差しが差し込むと)ひなたぼっこしに集まってくるんだよ」と言っていました。
かわいい発想だなぁ~と感心していたらまさにその通り!
日差しがなくなるとトンボの大群はあっというまにいなくなり、
また日差しが戻ると、群れをなし日向へ集まってくる。

子どもたちの観察力、洞察力ってすごいですね。

また、今回のスタンプラリーでもだいち(年長)組の子どもたちがリーダーとなり
下の学年の友だちのことを気遣う姿がありました。
大学祭、うんどうの日、そして日々の暮らしのながで
学年を越えたかかわりがこういう場面からも感じられます。

普段お仕事でなかなか参加できないお父さんたちも
秋の3代行事を通して、交流が深まったようです。
お弁当も学年を越えて和やかな雰囲気でしたね。

最後に、スタンプラリーの答え合わせをしました。

スタンプラリーのクイズを通して、田麦野地区に伝わる習わしや風習にふれ、
五感をフルに使って田麦野の自然を感じたひととき。

田麦野は本当に静かで、耳を澄ませば、かぜの音、鳥のさえずり、
葉っぱはひらひら落ちる音まで感じられました。
時折聞こえてくる、畑仕事をしている音、近所の方々が交わす挨拶など
自然の流れに逆らわない、ゆったりとした時間を堪能した風土の日となりました。