こども芸大だより

2019.11.12 | 青い空に絵を描こう

空が青く澄んだ、気持ちのよい秋晴れの日。

ほし組(年少)・たいよう組(年中)・だいち組(年長)で
絵の具を使って青空いっぱいに絵を描きました。

透明なビニールが丘に並んだ様子を見て、
どうやって空に絵を描くんだろう・・・と不思議そうにするほし組。
これから始まる活動に胸を弾ませる
たいよう組、だいち組の姿がありました。

 

だいち組が準備してくれた絵の具を受け取ると
それぞれ
好きな色で思い思いに筆を走らせます。

「お空にぬりぬり~」

 

「色が混ざってきれい」

 

「顔に描いていいよ」と
だいち組の子どもたちが下の学年の遊び相手になってくれました。

「たくさん塗っちゃうぞ」

 

絵を描いた後は芝生の上に寝転んで眺めてみました。


「虹色の空みたい!」

 

「本当にお空に絵が描けた!」

 

最後は鮮やかな色のビニールのトンネルをくぐりました。

「よーい、どん!」



普段お絵描きで使う白い紙とは違い、
「透ける」という透明ビニールならではの面白さを感じながら、
向こう側に見える空や景色に絵を描くことを楽しみました。
そしてなにより友だちと一緒に描いたり、寝転がったり、走ったりしたことで
楽しい気持ちが膨らみ、心にに残る活動となったようです。

 

2019.11.07 | こども芸大の暮らしの作品展①

毎年秋に開かれる大学祭と合わせて、
こども芸大の暮らしから生れた作品をギャラリーに展示しています。
今年は台風19号の影響で中止となってしまいましたが、
展示作品をここでご紹介したいと思います。

 

 

 

つき組(1歳児)「青空トンボ」
お散歩先で「(とん)ぼ!」「いーっぱい!」と覚えたての言葉を発し、
指差しをしながら青空に飛びまわる無数のトンボに出会ったつき組さん

その経験を作品にしたいと思い、青空はタンポ筆で描きました。
描き心地に、自然と笑みをこぼしながら制作した子どもたち。
のびのびした線や勢いのある点描は、1歳児ならではの姿が表れています。

 

 

ら組(2歳児)「まるまるぶどうと小鳥ちゃん」
ちぎる、丸める、貼るなど手先を使うことが上手になり、
色選びや説明を聞いて作るなど、出来ることが増えてきました。
制作となると普段の賑やかさが消え、集中して作り出すそら組さん。
出来上がると、「見てみてー!」と先生や友だちにを見せ合ったり
ぶどうを食べるやことりの鳴き声の真似をして楽しむほど、
自分たちで作った喜びが感じられ、見ていて嬉しくなりました。

 

 

 

 

こども芸大の暮らしの作品展②へ続く

2019.11.07 | こども芸大の暮らしの作品展②

こども芸大暮らしの作品展①の続きです。
3歳以上児の作品を紹介します。

ほし組(年少)「秋のお山」

お散歩中、
木の葉が緑、黄色、赤と変化していることに気づいたほし組さん。
秋ならではの発見を作品に残したいと思い、制作しました。
大きな山をクレヨンで描き、スポンジでポンポンとリズムよく色をのせ
木の葉の変化を表現しています。クレヨンで
山に吹く風や山に住む動物なども描き、
イメージの世界に入り込みながら制作する子どもたちでした。

 

 

ほし組(年少)「こねこね魚」
本物の鯵(あじ)を見て、匂いや重さ、冷たさを知ってから作りました。
乾いた新聞紙と水を混ぜ、こねこねと捏ね、
粘土にして感触を楽しむほし組さん。
固めたり、丸めたりと手の中で形作ることに夢中になったようです。
作品を見るとギュッと握った手の跡があったり、
魚の目やヒレの位置がそれぞれで様々な表情になっていたり、
どの過程も楽しんで作った様子が伝わってきました。

 

 

たいよう組(年中)「カニカニ大集合!!」

たいよう組では、園の隣に流れる川で見つけたサワガニを飼育しています。
お世話を通してカニがより身近に感じられ、
見て触れた体験を制作で表現しました。
実際のカニだけでなく図鑑でもよく調べ、はさみ・糊・セロテープを使い、
自分の作りたいイメージを形する子どもたち。
色も赤だけではないことや様々なはさみの形があることなど
それぞれの気づきが作品に出ています。

 

 

たいよう組(年中)「色トリドリ」
「ふくろうのそめや」という絵本との出会いから、鳥の色や特徴を知り、
絵の具を混ぜて紙を染め、羽の一本一本を作りました。
混色をする時には、「黄色と青を混ぜたら緑になった!」と
一つひとつの色の変化に目を輝かせていた子どもたち。
友だちに出来た色を見せ合い「どうやったの?」と聞き合う姿がありました。
暖色は明るい、寒色は暗いという色の概念は子どもたちにはなく、
自分の作りだした色が素敵な色!と楽しく染めます。
オリジナルの色で染めた立派な羽をたくさんつけました。

 

 

だいち組(年長児)「おおきなさつまいも」

10月にサツマイモ掘りを3.4.5才児の子どもたちみんなで行いました。
その経験の中から「動きのある自分」にスポットを当てて制作しました。
さつまいも掘りの姿勢を思い出してポーズをとってみたり、
図鑑で骨の動きを調べたりと体のつくりに注目して
丁寧に作りあげています。
描いた顔の大きさに合わせて体のバランスを調整しながら切ることにも挑戦。
洋服、靴など細かなこだわりも見られ、個性あふれる作品になりました。

 

 

今年は残念ながら台風19号の影響で、
多くの方々に観て頂くことができませんでしたが、
子どもたちの作品を通して、
様々な方々にこども芸大の暮らしや様子を
知ってもらいたいと願いっています。
今後、機会があればぜひ足をお運びくださいね。

 

 

 

2019.10.07 | 親子で楽しい気持ちを共有する「どんぐりタイム」

こども芸大では、3・4・5歳児の保護者の方が
子どもたちと一緒に遊ぶ「どんぐりタイム」という時間が
年数回(希望制)あります。

子どもたちの好きな遊びに保護者の方々が関わる中で、
今、夢中になっている遊び、興味や関心、お友だちとのかかわりなどを
知ってほしい、また、
我が子以外の子どもの遊びの姿を見て感じて欲しいと願っています。

今回のどんぐりタイムでは、
おままごと、ケーキ屋さん、ヒーローショーごっこなど
様々な遊びを保護者の方と共に楽しむ子どもたちの姿がありました。

 

10月4日に参加された保護者の方に遊びの後、
2つの問いに沿って感想を書いていただきました。
・どんな想い(願い)で参加しましたか?
・子どもたちと遊んでどうでしたか?

その一部を抜粋してご紹介します。

 

ーほし組(年少)の保護者ー
だいぶ園の生活に慣れてきたようなので、
どのように自分から行動を起こしているのか見てみたいと思い、
参加しました。以前よりいろんな子から声をかけてもらえるようになり、
楽しかったです。みんな気の合う仲間が出来ているようでした。

 

ーたいよう組(年中)の保護者ー
室内遊びに混ざり、我が子の今の姿や作る楽しさを知りたいと思い、
参加しました。昨年よりも集中力がつき、手先の使い方が上手になり、
イメージを持ち、どんどん物を作っていく子どもたちに驚きました。
ショーごっこの場面では、我が子が恥ずかしがりながらも
参加していて成長を感じました。

 

ーだいち組(年長)の保護者ー
みんなと一緒に楽しみたいと思い、参加しました。
ケーキ屋さんは、チケット作りからくじ引き作りにまで発展し、
ケーキの名前も大人では考えつかない想像豊かなものばかりで感心しました。
お店には、いろいろな学年のお友だちが来てくれて大盛況で、
とても楽しかったです。


お家の方の言葉から、子どもたちの今を知ろうとしたり、
一緒に楽しもうという姿を感じました。
また、我が子以外とのかかわりも楽しもうとしている姿が感じられます。
子どもたちのそれぞれの遊びに寄り添って、真剣に向き合ってくれる保護者の方との時間は
子どもたちにとっても、とても楽しい時間のようです。
「次のどんぐりタイムいつー?」という声が聞こえます。

 

これからもどんぐりタイムを通して、
親子で楽しい気持ちを共有する、成長を感じる、
我が子以外とのかかわりを知る「どんぐりタイム」の場を
大事にしていきたいです。

 

2019.09.19 | 大学探検

普段は学生さんがアートやデザインを勉強している、
三角お屋根の芸工大。


大学生が夏休みのこの時期に

ほし(年少)・たいよう(年中)・だいち(年長)組の
縦割り3グループで大学を探険をしました。

 

今回は、「201講義室」という教室に辿りつくことを目的に、
いざ、出発!


間もなく、外側から「201講義室」を探すこどもたち。

「あの窓のところじゃない?」「いや、あっちじゃないかな」

 

大学内では、「ほし組のペースに合わせようよ」とだいち組。
広々とした校内を見渡しながらゆっくり歩きました。
時折、「ここじゃない?」と講義室を覗いたり、表示を確認したり。

あちこちに飾ってある作品に目を奪われながらも、真剣に「201」を探します。

 

「こんな大きな絵、誰が描いたんだろう」

 

それぞれに違うルートを歩きましたが、3グループとも
「201講義室」に到着。

そこは、さっき通ってきた部屋とは比べ物にならないぐらい
机や椅子がずらりと並ぶ、とても大きな部屋でした。


 

特別に、この教室を使わせてもらい大学生気分で朝の会をしました。
歌を歌うと、教室中に歌声が広がり、自分たちの声なのにその響きに
驚いていた子どもたち。
いつもとは違った雰囲気を感じることができたようです。

 

芸工大の中を歩き、実際に机や椅子を間近に見たことで
学生さんや大学への親しみがさらに大きくなった子どもたちでした。

 

2019.09.12 | 育てたかぼちゃで

だいち組(年長)の子どもたちでお世話をした
かぼちゃが収穫の時期を迎えました。

たくさん収穫することが出来たので、
その中のいくつかを給食のカレーに入れて味わうことにしました。
だいち組の子どもたちが野菜の皮むきをします。

 

まずは、自分達が採ってきたかぼちゃの種抜きから。

「くるくる抜けておもしろ~い」
「ちょっと取りづらいなぁ」

 

カレーに入れるほかの準備もお手伝い。

玉ねぎ、にんじん、パプリカ、ズッキーニの皮むきに挑戦。
野菜ごとに皮のむき方、種の取り方の違いを知り、
ピーラーやスプーンなどを上手に扱う子どもたち。

「ズッキーニってきゅうりみたいだね」

 

「ピーラーって剥きやすい!」

 

みんなで皮を剥いた野菜を給食室へ。
調理は、給食の先生にバトンタッチです。

「よろしくお願いします」

 

カレーが出来上がるまでの間、
きゅうりとズッキーニは同じ仲間なのかを図鑑で調べていました。

「同じウリ科だって~」「だから似てるんだね」

気づいたこと、疑問に思ったことがあると
友だちと一緒に図鑑や本で調べるだいち組のこどもたちです。

 

そして、待ちに待った給食の時間!
お皿には、たっぷりカレー!

「かぼちゃ、甘くておいしいね!」

 

自分たちで野菜を育て、手を加える経験を楽しんだ子どもたち。
その経験の中で調理する人への感謝や、みんなで作り上げる面白さを
感じたようです。
育てたものが体を作り心の栄養となることに気づけるよう、
このような経験を重ねていきたいと思います。

 

2019.08.23 | はじまりの会

夏期保育が明け、久しぶりにお友だちや先生に会える嬉しさと
ドキドキする気持ちを感じながら登園する、はじまりの日(始業式)

 

家庭で夏休みを過ごしたお友だちと園で過ごしていたお友だち、
みんなが顔を合わせ、気持ちを揃えてスタートが切れるように、
はじまりの会を行いました。


「夏のいろんな力をもらってエネルギー満タンになったよね」
「みんなの背が伸びて、大きくなったね」と園長先生に声をかけてもらい、

自分でも手を添えたり、伸ばしたり、背を比べたりして
みんなで夏の間の成長を感じました。

みんなが大きなケガもなく元気に過ごせたことがなによりです。

 

子どもたちに夏の間、楽しかったことを聞いてみると・・・

「海に行ってきました」ほし組(年少)

 

「プールに行ったことです」たいよう組(年中)

「あー!ぼくも行った、行った!」など友だちとと同じ体験をしたことを喜んでいました。

 

 

だいち組(年長)には、心に残ったことも聞いてみました。


「お墓参りに行って、手を合わせたことです」

様々な体験を通して感じたことを自分なりの言葉で伝えることができました。

 

最後は、元気に歌を歌いました。
夏の間に溜めたエネルギーが現われるような歌声でした。

 

 

明日からもいっぱい遊ぼうね!

 

 

 

 

 

2019.08.06 | 避難訓練(火災の想定)

こども芸術大学では、様々な時間や状況を想定した
避難訓練を実施しています。

今回は、お昼寝中の火災の避難訓練として
起床時間(15時少し前)に火災ベルを鳴らしました。

音を聞いて起きるも状況が分からない姿や
起こされながら訓練だということを知る様子がありました。
お布団の上で放送や先生の話を聞き、
煙を吸わないように
タオルケットや手で口を覆い外へ避難します。

 

 

避難後は、ギャラリーで先生から大事なお話を聞きました。
①火事や地震はいつどこで起こるか分からない
だからこそ放送をよく聞くこと
②煙を吸わないように、口を覆うこと
③「おはしも」の約束(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)
この3つは避難訓練で必ず伝えていることです。
何度も確認することで、子どもたちの理解や意識を高めます。

 

 

終了後、「あ~怖かった」という声が聞かれました。
「怖い」という気持ちを感じることも大事なこと。
本番さながらに訓練することで、行動が体に染みつき
落ち着いて避難することができるよう、
1回1回の訓練を丁寧に行いたいと思います。

 

2019.08.01 | 夏期保育

長い梅雨が明けると、一気に夏らしい暑さ!
こども芸術大学認定こども園は約1ヶ月ほどの夏期保育に入りました。

認定こども園は、保育の希望に合わせて
家庭で過ごす子、園で過ごす子、それぞれの夏の過ごし方があります。


園では、水遊び、泥遊び、土粘土、
カキ氷・水ヨーヨーなどの祭りごっこ・・・
夏ならではの遊びを異年齢で楽しんでいます。

 

見て、触って、確かめて。
水の冷たさや不思議さ、面白さに気付くつき組さん(1歳児)。

 


「みてみて!泥のてぶくろだよ」そら組(2歳児)
汚れも気にせず、遊びがどんどんダイナミックに。

 

2歳~年長児で土粘土をしました。
「こうやって丸くするんだよ」
とそら組さんに教えてくれただいち組(年長)。

 

新聞びりびり
「花火打ち上げまで3・2・1、どっかーん」ほし組(年少)

 

「やっしょう まかしょう 芸工大 それ!」
たいよう組(年中)とだいち組。
様々なお友だちとお祭りごっこを楽しんでいます。

 


こども芸大のお友だち全員がそろうのは、もう少し。
暑い夏を元気に楽しく過ごしてほしいです。

 

2019.07.25 | たつのこ保育園さんとの交流リズム♪

ピアノの音に合わせて体を動かす「リズム」を
楽しんでいるこどもたち。
毎年、近隣のたつのこ保育園の年長・年中児と
こども芸大のだいち組(年長)・たいよう組(年中)が
リズムを通して交流しています。

今年度初めての交流リズムは、こども芸大の劇場で行いました。

気合いを十分に入れてリズムに向かっただいち組(年長)。
動きのイメージをしっかり持ち、全身で表現します。

 


だいち組の熱い姿に刺激を受け、たいよう組(年中)も
真剣な表情で動いていました。
自分達が動いていない時は、他の学年を応援してくれる姿も。

 


ほし組(年少)も
見学。
年上のお友だちの動きを真剣に見つめる姿。
自分たちもやりたい気持ちが溜まっていったようです。

 

友だちと繋がるリズムでは、歌やリズムで心がほぐれ、
多くの笑顔が見られました。

 


リズム後は、
たつのこ保育園のお友だちが見えなくなるまで
見送っていました。
同じリズムを楽しむお友だちと互いに刺激し合い、心を通わせたことが、
子どもたちの後ろ姿からも感じられます。

今後、互いの園で次にリズムをする時、きっと子どもたちの姿に変化が見られることでしょう。
そんな姿が楽しみです。